アタマも鍛える
年を取ってみんなが後悔することの一つに、「ああ、若い頃にもっと勉強しとくんだったな」というのがあります。
私もそうです。
以前、海外に何年か滞在した時に、「私は日本のこと何も知らないな」と恥ずかしく思ったことを覚えています。
特に日本史。
「Tokyoに遷都して何年経った」とか「今上天皇は何代目なの」とか聞かれてパッと答えられない。
外国の人たちにとって、私は日本代表なのに……。
今さら、なんて思わずに、日本人なら日本の歴史を少しでも知っておきたいと思いました。
そこで、買いました。百田尚樹さんの『日本国紀』。
まだ全部読み切れてないですけど、発売日に買いました。
祖国への愛にあふれたこの本は発売から1ヶ月経った今もベストセラー独走中ですが、アンチもたくさんいて、ファンとアンチの意見から見えてくる日本もあって、興味深い。
若い頃のように脳の深いところに記憶することは難しいですが、とりあえずこの本を何度も読み返すことで、日本という国を理解していきたいと思っています。
ラクラク横腹痩せ・有酸素運動
覚悟が足りない!
何か目標を設定しても、すぐに挫折してふにゃふにゃになる。
ハイ、私のことです。
ふにゃふにゃしたまま半世紀以上も生きて、身体も心も弱って確実に死に近づいているこの状況…😭
いつも自分に問いかけています。
「このまんまでいいの? いいわけない!」
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「……まあ、今日は仕事大変だったし、お酒のんじゃえ」
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「明日から明日から」
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「このまんまでいいの?」
波はあって、やる気満々の時もあるし、鬱寸前の超低空飛行の時もある。
気分が落ち込んだ時に聴いているのは、斎藤一人さんのお話。
私は彼の商売にはまったく関心がなく、おっしゃっていることに同意できない部分もたくさんありますが、人間が抱える問題の本質を突き、聴く者を説得する力を持っている方だと思います。
今日、視聴したのはこちら。
「覚悟」さえできれば、どんなことでも乗り越えられるというお話。
ダイエットも、アルコール依存も、病気に立ち向かう気力も、仕事も家庭のこともすべてに必要で、どんな人にも当てはまる言葉だと思います。
「覚悟」=「自由」。
毎日ココロに刻み続けたい言葉です。
変形性股関節症に貧乏ゆすり
「好き」はやめられない
「好き」なものって、やめられない。
私は食べること、飲むことが好き。
だから、やめられない。
飲み食いにそんなに興味のない人がいます。
スポーツが好きな人がいます。
そういう人は、たいてい痩せているか、標準体型をしています。
必要以上に飲み食いすれば、太るし、生活習慣病にかかる可能性が高まるし、何を着ても似合わなくなるし、人からデブと言われるし、患っている股関節にも良くないし、余分に食費、飲み代がかかる。
わかっていても、やめられない。
ギャンブル、浮気、SNSや買い物依存、報われない恋や自立した子どもに対する執着、いじめ、万引きや盗撮などの犯罪行為なども、みんなリスクを承知でやっている。
中には、本人も「つらい」と感じる「好き」もある。
そのいっぽうで「好き」なことをすると、強い快感を得て、ストレス解消になり、何もかも忘れて好きなことに没頭できる。
おそらく、すべての人に、それぞれの「やめたくても、やめられない」があるのでしょう。
やめられない人に足りないのは、成功体験や、強い動機、自分を好きでいることなどで、あきらめや「自分は意志が弱い」という思い込みが支配しているのではないでしょうか。
それでは、どうすればモチベーションを上げ、好きなことをセーブできるのか。
少しずつ考え、実行していきたいと思います。
不調の原因がわからない怖さ
前日、43歳から更年期障害が始まったと書きました。
でも当然、
「え、頭痛や肩こりの原因はストレートネックのせいでしょ?」
「鬱は鬱で更年期とは無関係でしょ?」
という疑問が出ます。
そうなんです。正直言って、
不調の原因が更年期とリンクするのか、自分でもわからないんです。
ネット上では、更年期障害に関する専門サイトや産婦人科医が「気分が落ち込む」「肩こりがする」「眠れなくなる」など、具体的な症状の説明をしてくれています。
そうした数々の症状が自分と合っているからこそ、更年期と関わりがあるのではと思い、ホルモン治療などを受けられればいいなと思ったのですが…。
実際の医療の現場では、
「面倒くさい患者が来た」
扱いになります。
ある産婦人科医院では、3時間待って3分間の簡単な問診のみで「もうちょっと様子を見ましょう」で終了、ということがありました。
(病院HPでは「更年期障害の患者さんにもしっかり向き合い…」などと書かれていました)
別の産婦人科医では、問診すらなく「いや~、気分が落ち込むなら、心療内科へ行ったほうがいいんじゃない?」と追い返されました。
(事前に看護士がチラッと私に問診したのを、医者が又聞きしておしまい)
激不調だから行きましたよ、あっちこっち。
でも医者って、「骨折した」「虫歯になった」「ガンになった」など、悪い結果がハッキリ出てから治療する、というのが一般的。
警察もそうですよね。ストーカーの相談に行ってもただ追い返されて、女の子が殺されて初めて捜査が開始される…。みたいな。
自分の家族や友人たちも、「不調不調言われても知らねーよ。だって、どうすることもできねーじゃん」という雰囲気になります。
孤独と不安と不調で、さらに落ち込み、症状も重くなります。
若いころは「自分で自分を食わせるくらいどうにでもなる」と本気で思っていましたが、自力ではどうにもならない時が、必ずやって来ます。
年を取るというのは、こういうことなんですね。
原因が何であれ、あっちが痛い、こっちが痛い、という中で生きなければならない。
今回は、愚痴になってしまいました。
43歳から始まった更年期障害
43歳の誕生日から10日ほど過ぎた朝。
起きた瞬間、激しい頭痛と、鉛を背負ったような肩こりが襲ってきました。
最大の原因は新しく始めた校正の仕事。
下を向きっぱなしで7時間。始めてわずか3日で身体が悲鳴を上げました。
整形外科へ行くと、「ストレートネック」と診断され、頭痛薬と胃薬、首に貼る湿布薬をもらいましたが、ほとんど効き目なし。
24時間続く激しい頭痛、ひどい肩こり、つらい仕事……。
「このまま死ぬのかな」とマジで思いましたよ。
結局、校正の仕事は3ヶ月で辞めましたが、症状は変わらないため新しい仕事も続かず、家で静養するはめになりました。
療養に入って2ヶ月。1泊2日で温泉に行った後、ふっと肩が楽になり症状が改善しました。
すごいです、温泉。
嬉しかったですよ。本当に辛かったので。
でも、7ヶ月も続いた不調によって、身体も心もクタクタに。
これがきっかけで、鬱状態になってしまいました。
それまではフルタイムで働いて、その後友人たちと飲みに行ったり、休日も外出して美術館や映画館に足を運んだり、旅行に行ったり。
やりたいことがたくさんあって、毎日ワクワクしていました。
でも、そんな体力も気力も、まったく失われてしまいました。
無気力状態は10年以上続き、今でもあまり変わっていません。
いや、改善されているのでしょうが、加齢でプラマイゼロ、というほうが正確かも知れません。
特に、人付き合いが億劫になりました。
もともと内気でコミュ障ぎみだったので、それに拍車がかかった状態。
主人以外、誰にも会いたくない。
解決策は今のところ、
- とにかく無理をしない
- 嫌いな人とは距離を置く
- 気が乗らないなら、最初から手を出さない
- 手を出して「やめときゃ良かった」と思ったらすぐに手を引く
- 今の自分と若い頃の自分を比較して落ち込まない
- マイペースを死守する
そんなふうに行動しています。
おばあさんにはまだ早いけど、少しずつ心の準備をして、生活のペースをゆったりとしたものに変えていくことが必要なんでしょうね。
50代なりの楽しみ方を、もっと探してみようと思っています。